昨年の1月16日に、
国内でCOVID-19ウイルス罹患者が確認され 510日たった。
少しは快方に進んだかと思いたいが現実は逆だ。
この間、COVID-19ウイルスはますますその牙を磨き、感染力を高め2波3波4波と襲ってきた。
一つの波の周期はおよそ4ヶ月で、回を増すごとにその感染力のスピードは早まっている。
この辺の事実は全国民が承知していることでここに改めて記すほどのことではない。
しかしだ、
ワクチン頼りの政府は、お金儲けの人たちのために、何が何でも「オリンピック」をやりたい。
それで、
現在の緊急事態宣言という縛りを、マジに、いつまで続ければ良いか、風見をしている。
とはいえ、いったん宣言を解除すれば、その開放感とオリンピック開催モード一色で人流は一気に増加することが予想される。
当然、その結果、第5波の感染拡大は始まる。
で、
政府は賭けをするわけだ。
その、賭けの勝負ポイントは、開会式の時点で、1500を下回っているということだ。
奇しくも、昨年のGoToがその予行演習となり、「三密マスク手洗い会食厳禁」で オリンピックの期間を乗り切れるとみるわけだ。
ある程度の人流があっても、コントロール下にあれば、多少の犠牲は払っても、全体からみれば大丈夫!と見ている。
現に、野球場や映画館やスポーツジムなどでのクラスター発生の「エビデンス」はないでしょうと国民にアナウンスし、押し切るわけだ。
そのために、用意は周到?
マンボウでは、あえて映画館ボーリング場を閉めさせておき、感染条件が危惧される緊急事態宣言で、わざわざ開けさせた。
つまり、映画館ボーリング場を犠牲にして、わかりやすい「エビデンス」作りの材料に利用したわけだ。
そんなチンケなことはどうでもいいが、もっと悪どく企んでいることがある。
政府はわかっている。
オリンピックの開会式さえやっちゃえばあとはどうにでもなる。
たとえ、開会式の後に何かトラブルが起きても、それは政府の責任ではなく、トラブルを起こした方の責任だと開き直る。
実はオリンピックのことなんか一つも考えてやっているわけじゃない。
ただただ己の立場を持続することのみがテーマだから、仲間同胞を裏切るような全く社会性のない行動だって平気なのだ。
どんな形であれオリンピックをやったという形になると思っているのだ。
さらに、この賭けには続きがある。
オリンピックが感染拡大の中で行われ、最後は無観客で閉会式が終われば、2週後のパラリンピックは、緊急事態宣言下となり、当然、開催不能となることは目に見えている。
政府は、アスリートファーストとかアスリートの命の安全とか叫び出し、金にはならないパラリンピックの方はあっさりと中止となるのだ。
そして賭けの儲けは、「あんなに一生懸命にオリンピックをやろうとした」と国民に褒められるということだが、この国にはそんな空想をする国民が3割以上もいるからやめられないのだ。
改めて、現状で、グラフを見て予測するに、
オリンピック開会式当日の全国の感染者数は3200人レベル4以上
閉会式当日には5000。
これでは?
よって、この時期をずらすために 6月20日を解除の日とせず、ごちゃごちゃ理由をつけ、ステレス緊急事態宣言を数週間続けるのだろう。
それでも、パラリンピック中止は避けられない。
こんな予想が外れて、余は、恥ずかしい思いをしたい!!