囂庵コラム アーカイブ

憲法違反なんて知るか

と思っているのは、私じゃありません。
政治家や役人のみなさんが考えておられることです。
いやいや、もうすでにじゃんじゃん行っておられることです。

たとえば、国会議員選挙の一票不公平。
是正をすべき機関なのに、一切無視。 怠慢という言葉ではすまされない憲法違反者たちだ。 野党も与党も、もはやダーティな憲法違反の確信犯。 これはヤクザ集団といっしょだ。

たとえば、秘密○○法。
役人や政府や政治家の利益のためなら、国民は制限を受けてよろしいし、それを永久に秘密にしておいてもかまわない。 これは、自由を尊ぶ日本国憲法の精神とまったく反対の道を歩んでいる違反行為。 こうなれば、役人や政府や政治家たちの役人政治家国会議員集団社会は、ヤクザ世界よりも厳しい伏魔殿。

たとえば、役人政治家国会議員の責任の取り方。
辞任はあるが、それ以上にペナルティーを受けた前例は聞いたことがない。 原発の詐欺的安全神話による推進。 空前絶後の大被害。 民間人なら刑事も民事も問われる。 弁償や損害賠償は官民当然平等という概念は、何者かによって飼われている役人政治家国会議員には適応外の違反行為だ。 これもヤクザ以上に優遇されている不合理。 政治家国会議員の身分保障が隠れ蓑で、国民の自由を攻撃しているのだからたまらない。 現実は被害者が、奴らの手による法律で、弁償を転嫁させられている。 法下の平等違反だ。

たとえば、役人政治家の身分保全保障だって同じ。
役人政治家は悪いことをする前提にないので、組織的な取締の対象にはならない。 常に一人の悪役人政治家が作り出され、他のお仲間は保護される仕組みだ。 つまり類が集団に及ばないので、むしろ積極的に悪事は行われるのだ。 違反どころかこれは犯罪そのもの。 構造はヤクザ社会と同じであるが、待遇は全く逆だ。 へんでしょ。

また、彼ら役人政治家の本質は、機会均等の自由を、一致団結して排除している、働かないグループ。 規制を伝家の宝刀として扱うわけだから、競争する自由を頭から否定しているわけだ。 強い理不尽行使を公認されていると自負しているから、手に負えない。 ゆえに、憲法違反なんて、端からOB(アウト・オブ・バウンズ)ってことで、歯牙にもかけてはいないのだ。

どうしたもんだろう。
最近は、安保○○法をつくり、それの根拠を持たせるように、憲法を変えていくのだそうだ。

余はもはや、戦争にも税金集めにも、おそらく駆り出されない対象のオンボロ爺だけど、知らんぷりはできない。

でも、どうすればよいのやらわからん。