囂庵コラム アーカイブ

政治家や役人に税金を盗まれない方法は無い

古来より税金は、権力者がその権力者の領民に支払わす、いわばみかじめ料だ。

仕組みはヤクザ世界のみかじめ料と全く同じ性質のものなのだ。

ただ違うのは、税金は合法で、みかじめ料の方は灰色だということだ。

さて納税は憲法に「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負う。」と書かれている国民の義務だ。(日本国憲法 第30条)

この税金を、国民のためにのみ奉仕するべき役人や国会議員たちが、ご自分たちの繁栄の道具としてお使いになるわけだ。

ゲーム感覚でぶんどり合い、自分たちを利用する輩(政界のタニマチ)のご機嫌をうかがうのだ。

つまり、それが政治なのだ。

大臣になって生活を安定させたければ、総理大臣になる人に気に入られる犬になる。

こんなことは、その後の自分の利益にとっては、あたりまえの行動だ。

つまり、すべてが国民納税者の金にたかって、自分たちの生活を作り上げているのだ。なんの自覚もなく。

以上は、国会の予算委員会の不毛な議論を聴いていての、先祖が水呑百姓の、余のヒガミごとだ・・・。