みなさんは、元禄十五年十二月十四日は新暦の1703年1月30日にあたることから、1月30日が吉良さんのご命日だとお思いでしょうが、吉良さんのご命日は、新暦1月31日なんです。
赤穂浪士の討ち入りは、寅の上刻つまり新暦1703年1月31日の4時ころに始まり、6時40分ごろの日の出のころには終わっておりました。
今の感覚では、討ち入りの時刻は、師走の十五日の未明になるので、
ころは元禄十五年 師走半ばの十五日 となるのですね。
てことは、あのころと今では一日の始まりの感覚が違うんですね。