お向かいの川口外国人居留地にはなんと撮影スタッフらしき集団が!
またしても、たまたま長崎大学のデータを見ていたら、出くわしました。
これは余の単なる推測であるから、余を狙っているスナイパーたちは、余の冗談に免じて、くれぐれも引き金を引かぬようお願い申し奉ります。
この写真は、前回取り上げた大阪の川口外国人居留地の写真で、写真集「甦る幕末」にも同じようなカットのものが掲載されている。
ただ、こちらにはこの写真のような怪しげな集団は写っていない。撮影時期も多少ずれてもいる。どちらが先に撮られたのかはわからないが、ボードインコレクションの写真には夏草の雑草が多く生えている。
さて、その余の言うところのスタッフなのだが、前回問題の写真を撮ったと余がマークをしたpointに立っているのである。
白い衣装の人物の前に三脚を据えたカメラが余には見えるのだ。
拡大画面を貼り合わせて大きいのを構成し、さらに拡大してみたが、ココいらまでが限度でんな。どなたか、ご興味がおありならば、是非長崎大学へ行ってお確かめ下され。
もうひとつ、上のup写真の左のお人は天秤に種板とか薬品等が納まったとおぼしき荷物を持って居なさるとか。
一方、居留地を撮影している場所は、目線の高さから、おそらく土佐堀の舫杭に繋いだ浮き桟橋か著木船の上からだと余は推測するなり。ただし居留地からこの写真を撮った時には土佐堀側の撮影者は写ってはいない。残念だ。
それにしても「ツーカメ」なのか、偶然の鉢合わせなのか、はたまた余の思い込みなのか。ともあれ、読者諸氏にありましては、とりあえず「ほんとかいなー」と優しく呟いて戴きたくお願い申し上げ候。